無線従事者免許が入手出来たので、
無線機、アンテナなどの整備を手がけて行こうと思っています。
手始めに昔使っていたグリッドデップメーターを復活しようとしました。
下の写真が愛用していたグリッドデップメーターです。
リーダー製のLDM-810で、6個のコイルを差し替え2M~250Mまでをカバーするとても便利なものでした。
今回、火を入れてみましたら、全く動作しませんでした。
使われている部品が経年変化でだめになったのでしょう。
修理すべくケースの取付ネジを外し、内部を見てみることにしました。
下が、内部の画像です。
電解コンデンサーの不良かと、各部の電圧を測定しました。真空管に全く電圧がきていませんでした。よく調べると整流用にセレン整流素子が使われていて、全く整流作用が失われていました。
で、これをシリコンダイオードに交換したところ、約150Vが来るようになりました。
でも、発振してくれません。発振回路を点検するのですが、コンデンサー類を交換したり、抵抗値を測定したりしましたが、原因がつかめません。
真空管6CW4の不良ではないかと判断しました。
内部の配線を見て、配線とハンダ付けのへたくそにあきれました。
これで昔は動いていたのが不思議に思われます。
まるで出来の悪い中学生の配線です。
全部品を取り外して、再配線をするには入手もなかなかですので、
修理するのは断念する事にしました。
で、
ケース、ダイアル、バリコンの主要部をを利用して新たにトランジスタで再構成する事にします。
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